月山参拝身代わり札御守


1989年(平成元年) 、知人から誘われて出羽三山に詣でて今年で25年。身代わり札御守

7月7日9:00に8合目から月山に登り始める。
最近は、体力の限界との闘い。
今回限りかと思いながら月山に登っている。

9合目に近づくに従って強風と横殴りの雨。
視界も悪くなってきた。
9合目の仏生池の小屋にやっとたどり着く。
入ると小屋を通る風の音が唸りを上げてる。

少しの休憩をとって山頂を目指す。
横からの突風を受け、一歩一歩登って行く。

山頂付近に続く雪渓を10歩歩いては休み、
15歩歩いては休みながら進む。

だんだん体力が消耗していく、気力だけで登っているという感じだ。
6月から色々あった邪念・俗念・雑念・迷いが吹き飛ばされるようだ。

山頂の小屋に着くと参拝者は誰もいない、25年間で初めてのことだ。
月山神社でご祈祷を受け、社務所で写真の御札を求める。
こんな状況で参拝した御札には御利益がいつもより多くあると思う心も
邪念・俗念・雑念でしょうか。

下山の途中も突風にあおられながら前に進むのもやっとの思いだった。
8合目に戻ったのは16:00、7時間の修験だったのだろうか。

こんな思いをしても、また来年も来たいと思うのだから不思議だ。

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