昭和の香、壱弐参(いろは)横丁


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いろは横丁は、私が3年生の夏に東二番丁小学に転校してきた1956年(昭和31年)当時、「中央公設市場」と言っていました。

東二番丁小学校裏門から東一番丁までの間に広がり、同級生や先輩、後輩が沢山住んでいました。

いろは横丁と名前は変わりました。
戦後入居した人達は、ほとんどが代替わりしたり、廃業したりとお店は変わっています。
でも、転校してきた当時からの雰囲気はいまも変わらないのが嬉しいです。

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横丁の中ほどに、てんぷらとおにぎりの吉川屋さんがあって鱚(きす)、海老、さつまいも、やさいのてんぷらとおにぎりが並んでいます。

以前お店の前を通った時に、あまりに美味しそうだったので鱚と海老とやさいを買って温めて食べたら、脂っこくなくて本当に美味しいかった。
その後ちょくちょく買に行っていて、お母さんと話すようになりました。

てんぷらが美味しい秘密は、
サラダオイルやごま油等は使わず、大豆油だけを使っているそうです。
お嫁に来てからもう40年も、ここで商売をしていて75歳、お元気ですね。
『元気なうちは、住まいから通って続ける』と言っていました。

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吉川屋さんから10m位先に、小学校の同級生が店主でやっている「うなぎ明ぼ乃」があります。

お昼を食べていなかったので寄って、きも焼とうな丼の中を注文して食べてきました。
写真を撮ってから上にすれば良かったかと思ったりして、箸をつけて口に運ぶ。
143年の歴史ある秘伝のタレは、相変わらずの美味しさで変わらぬ味がうれしいです。
彼も元気そうですが、お子さんたちはだれも「うなぎ明ぼ乃」を継がないそうなので残念。
しかし彼は、一度サラリーマンを経験してから4代目になったのですから…
だれかが継いでほしいな。

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