月山9合目の仏生池小屋を後に山頂を目指し歩き始めると、曇り空から雨がぽつぽつと落ちてきました。急変する山の天気に対応しないと大変なことになるので、直ぐにリュックから上下のレインスーツを取り出し、着込むか着込まないうちに本降りになってきました。
20分位歩くと大きな岩だらけの急な坂「行者返し」があり、そこを登ってモックラ坂に来ると雨も止み、霧の中を見えない頂上に向って木道を登っていくと雪渓にでます。もう直ぐ頂上と言い聞かせながら雪渓の上を一歩一歩登っていくと霧の中から発電機のモーターの音が微かに聞こえ、見上げるとぼんやりと月山神社が見えて山頂についたことを知りました。 2008年7月5日11:30 月山頂上
今年も御山(月山)に来る事が出来ました。自分自身を見つめる機会でもあります。20年続けてこれた事に感慨深いものがあります。
下山途中、風に流された霧の間から一瞬、薄日に光る雪渓が見えました。それは希望の光のようでした。五里霧中でも、『決して諦めず目標を見失わないようにしなければいけない。』と教えてくれているようでした。
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コメント
詩人のような日記ですね!
行ってないのに情景が伝わってきます。
プリンさん
出羽三山に詣でて20年です。
暑くて閉口する時。
寒くて震えながら登る時。
清々しい時。
眺望が良く鳥海山が見える時。
毎回御山(月山)は違います。