12日の社団法人日本ジュエリー協会(JJA)理事会で「鑑別表記の一部変更」について報告がありましたが、この事と関連したお話しをしましょう。
先月、色石の取引を始めたI社のI社長から次のようなメールが届き、内容を読んで私はとてもI社長を信頼し、これからも安心してI社と取引をしたいと思いましたのでメールの一部をご紹介いたします。
『弊社は、上質な研磨・斬新なカットフォルム・品質・トレ-サビリティと情報開示にこだわり、最終的な消費者の方に綺麗な石ですねといっていただけるような商品の供給を目指しております。』
宝石の情報開示については、社団法人日本ジュエリー協会が昨年の9月1日付けで『宝石もしくは装飾用に供される物質の定義および命名法に関する規定』を改定しました。
これは、消費者保護の立場から宝石の処理内容をお知らせしようと言う事ですが残念ながらインターネット・ショップや宝石店で「宝石の情報開示」をしているところが少ないのが現状です。
ヤフーで「宝石の情報開示」を検索してみますとインタージェムの「宝石の情報開示について 」、「鑑別書をもう使わな、いという見解」、「タカラ貴宝ージュエリーニュースー」 等々があります。
物事の考え方には立場によっていろいろありますので判断は読者にゆだねる事にいたします。
インタージェムがお客様に宝石が処理されている事についてどのように思われるか伺いましたところ10人中10人のお客様が『買う前にどのような処理をしているのか知りたい。』と言っていますし、『情報開示をしてくれるお店を信頼します。』とも言っています事を付け加えておきす。
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宝石の情報公開と透明性
企業財務の透明性、法令順守に加え、環境に配慮した企業活動が求められる昨今、ジュ