月山の8合目に着いた時、雨脚が強くなったので頂上は荒れるなと思った瞬間に、今回の為に前日アウトドアのお店で買った、襟に日差しがあたらない布を脱着出来る帽子を持たないと決めてしまいました。たいして荷物にならないのにです。
9合目までの途中は雨が降ったり止んだりでしたが、9合目と頂上の途中ごろから晴れてきました。
日射しが強くなり、雨ガッパのフードでなんとかさえぎりました。頂上は晴天、眼下に雲の海原が広がっていました。
荒れるという一瞬の思い込みが、もしかしたらという先のを予測を狂わせ準備をしていた帽子を置いてきてしまうという行動になってしまいました。
「先見の明がある」という事は、将来起こりうるであろう事態を色々想定して準備をしておくことだと思います。
「まだまだ修行が足りませんぞ!」と月山の神様にいわれているようでした。
写真は、月山に咲いている高山植物の花です。
雨だと思ったのでデジカメをバスに置いてきてしまい、携帯電話のカメラで撮りました。
月山を後にして今夜の宿は、湯の浜温泉「海のホテル」にチェックイン。
ホテルの前は、波穏やかな日本海が広がっています。
真っ赤な夕日が海に「ジュッ」と音を立てて沈む様だといわれています。
残念なことに曇っていましたが、素敵な写真が撮れました。
つづく