サンフランシスコのケーブルカー車両には、2種類有るのをご存知でしたか?
ケーブルカーが走る路線はカリフォルニア線、パウエル―ハイド線とパウエル―メイソン線の3本あります。
パウエル―ハイド線とパウエル―メイソン線を走る車両には、ケーブルカーを操作する所が1ヶ所しか有りませんからパウエルSt.、ハイドSt.、メイソンSt.の発着所に着くとケーブルカーを回転させないといけません。
その為、各発着所にはケーブルカーを回転させるターンテーブルが有り、人の力で回転させます。
ターンテーブルをクリックするとケーブルカーを回転させている様子が動画でご覧戴けます。
カリフォルニア線の車両は前後に操作する所があり、発着所に着くと前で操作していたグリップマン(運転手)が後ろの操作するところに移動します。
ですから、ケーブルカーを回転させるターンテーブルは必要ありません。
カリフォルニア線マーケットSt.の発着所で発車を待つ2両のケーブルカー。
(2005・5・22撮影)