先月、日本車のTVコマーシャルを何度か見ていて、バックで流れている歌が聞き覚えがあるのですが、どうしても思い出せないでおりました。
ある時、突然あっ「オペラ座の怪人」だ!と思い出したときの嬉しさ、、もやもやとした気持悪さが解消されました。
1999年9月ニューヨークに行った時に、本場のミュージカルを見たくてブロードウエイで上演していた「オペラ座の怪人」を観て、舞台装置の凄さ、キャストの歌の素晴らしさに感激したのを思い出しました。
そのときの感動が忘れられず、2001年9月パリに行ったときに「オペラ座の怪人」の舞台になった、オペラ・ガルニエをどうしても見たくて、一人で見学してきました。
パリのオペラ座は、バスチューユに音響効果の良い新しいオペラ座ができています。バスチューユの新オペラ座で、「蝶々夫人」を観ましたが、オペラ・ガルニエは老朽化しているのでバレーの講演がおもだと聞いています。
パリのオペラ座が1875年、ナポレオン3世の時代にシャルル・ガルニエの手により建築される以前は、セーヌ川沿いの沼地だったそうで、水はけを考えて地下には広大な貯水槽を作ったという事実と、地下の隠れ家に住む怪人とバレエダンサーのロマンスという物語を上手く結びつけたものだと感心いたしました。
1月12日から劇団四季による「オペラ座の怪人」の東京講演が開幕しました。
そして1月29日より映画「オペラ座の怪人」がロードショーされます。
映画の「オペラ座の怪人」を観ようと思っています。
それにしても、コマーシャルのバックに今話題の「オペラ座の怪人」の音楽を、さり気なく使うあたり自動車メーカーの凄さには驚きます。
写真は、「オペラ・ガルニエ」の内部、「オペラ座の怪人」にも出てくる大シャンデリアとシャガールの天井画です