公平と平等


25日無事にサンフランシスコから帰ってきました。
今回の旅行中に感じた事を、旅行記とは別に違った角度で書いていきたいと思います。

表題の公平と平等のお話をする前にクイズを出します。
「12,77,237」この数字が何か分りますか? では「2,4,8」を加えるとさて?それでは、B747-400では・・・・・・。

上の「12,77,237」数字は、サンフランシスコに行きと帰りに乗ったJALジャンボジェット機B747-400のファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスのそれぞれの座席数です。「2,4,8」の数字は、各クラスの使える化粧室の数です。
ファーストクラスは6人に1室の割合で化粧室があり、ビジネスクラスは19.25人に1室の割合。エコノミークラスは、29.625人に1室の割合になります。ビジネスクラスの後方に座っている人は、エコノミークラスの化粧室も使えるので15人に1室位になるのでしょうか。

JALのサンフランシスコ往復運賃は、ファーストクラスは割引がありませんので¥1,010,400です。ビジネスクラスの割引平日発で¥350,000、年末年始を除いた平日発のWEB悟空エコノミークラスで¥60,000~¥80,000です。
お金を払った分の座席の広さ、使える化粧室の数、料理、コスメティックキットのプレゼント等々明らかに料金による違いが有ります。支払った金額に見あった公平なサービスがうけられるのです。

平等とは、全ての人間に与えられている「24時間の時間」と「法の下の平等」だけだと言うことを聞いた事があります。
ファーストクラスに乗った人も、ビジネスクラスに乗った人も、エコノミークラスに乗った人も11時間で成田からサンフランシスコに一緒に運んでもらえます。
ファーストクラスだからといって特別に銃器や刃物を持って乗れませんし、タバコも吸えません。勿論国籍や性別、年齢、人種、宗教が違っていても搭乗拒否をされる事はありません。飛行機に乗っている人の全てが「24時間の時間」、「法の下の平等」にあつかいをうけます。

私は、常に平等にと考えてしまう性格の為か、公平と平等を混同してしまい公平さを欠いてしまうことがありますので注意をしなければと思います。

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