旅行記一覧

今年も出羽三山に詣でてきました


7月1日(土)から3日(月)まで山形の出羽三山に今年も詣でてきました。
湯殿山神社の小川の少し上流には、まだ雪が融けずに残っているのが写真からも分かります。参拝者もまばらなあたり一面は、凛とした静寂の中に小川のせせらぎだけが聞こえていて、身がひきしまる思いです。

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道頓堀界隈を探訪(2月14日)


会議までの時間がありましたので、大阪日航ホテルに旅行カバンを預けて辰巳日本ジュエリー協会(JJA)副会長の心斎橋筋にあるお店へ表敬訪問。
その後、商店街をなんば方面に歩いて行くと道頓堀にグリコの大きな看板見え、カニ道楽本店、くいだおれ人形と道頓堀の名物広告を見る。

道頓堀

道頓堀を歩いていると、たこ焼き屋がたくさん店を出しているんです。お腹も空いてきたので立ち食いで食べようかと思いましたが、バレンタイ・デーのせいか何組ものカップルがベンチに腰かけて食べている中で、おっさんが一人寂しく寒い中をたこ焼きを食べている姿を想像してみてください・・・・・・・。
絵にならないので鉄板焼きのお好み焼き屋さん「千房」で食べる事にしました。
ミックス山芋焼きを頼みましたがとても美味しかったのでまた大阪に来たら食べに来ようかと思ったら仙台にも支店があると知り、今度は仙台店に行ってみます。

「千房」のミックス山芋焼きを

道頓堀近くには織田作之助の小説「夫婦善哉」でも有名な法善寺横丁があります。千日前筋を入ってしばらく行くと右手に石畳の法善寺横丁があり入り口に看板が架かっています。その先に、全体が緑色の苔でおおわれた水掛け不動さんがあります。周囲は先ほどの道頓堀の喧騒が嘘のような静けさに包まれて、不動明王の威厳の有るたたずまいに凛とした気持ちになります。『私のブログ愛読者の皆様が幸せでありますように。』と願をかけてお参りして来ました。

法善寺横丁

会議は14:30から16:45まで休憩無しで進められました。会議の中でJJAが発行する本「ジュエリー用語事典」の審議があり、JJA技術部会第2分科会委員会(委員長川崎 猛さん)が1999年(平成11年)から7年の歳月をかけ、総ページ数645ページ、約12,000語項目を収集解説してあり、職人、技術者の観点から編纂された他に類をみない「ジュエリー用語事典」の原稿を見せてもらいましたが、素晴らしい内容にびっくり。発売されたら宝飾業界にたずさわっている方は勿論、ジュエリーコーディネーターの受験をする方、宝石の勉強しようと志ている方にとって必携の一冊だと思います。


出羽三山紀行 7/1~7/3 其の三(最上川舟下り)


7月3日
湯の浜温泉を8:15予定どおり出発し、最上川舟下りにむかいました。
途中、庄内町(2日前の2005年7月1日立川町と余目町が合併した
新しい町)の最上川沿いに立つ風車の景色をデジカメにおさめました。

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CIMG0313senndou.JPG   最上川の上流、古口から乗船して草薙まで
  名物船頭西田勇さんの説明や舟歌を聞きながら
  約一時間「最上川芭蕉ライン舟下り」を楽しみました。
  写真をクリックすると動画が見れます。

舟を下りてから、金山町「四季の学校 」で食事をしました。
ここは、平成8年に廃校になった金山小学校谷口分校で、土・日だけ
一般の観光客に手打ちそばを食べさせてくれます。

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山形県を後にして、宮城県鳴子(ナルコ)鬼首(オニコウベ)にある間欠泉(写真)を見て仙台に帰ってきました。

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出羽三山紀行 7/1~7/3 おわり


出羽三山紀行 7/1~7/3 其の二(月山)


月山の8合目に着いた時、雨脚が強くなったので頂上は荒れるなと思った瞬間に、今回の為に前日アウトドアのお店で買った、襟に日差しがあたらない布を脱着出来る帽子を持たないと決めてしまいました。たいして荷物にならないのにです。
9合目までの途中は雨が降ったり止んだりでしたが、9合目と頂上の途中ごろから晴れてきました。
日射しが強くなり、雨ガッパのフードでなんとかさえぎりました。頂上は晴天、眼下に雲の海原が広がっていました。
荒れるという一瞬の思い込みが、もしかしたらという先のを予測を狂わせ準備をしていた帽子を置いてきてしまうという行動になってしまいました。
「先見の明がある」という事は、将来起こりうるであろう事態を色々想定して準備をしておくことだと思います。
「まだまだ修行が足りませんぞ!」と月山の神様にいわれているようでした。

写真は、月山に咲いている高山植物の花です。
雨だと思ったのでデジカメをバスに置いてきてしまい、携帯電話のカメラで撮りました。

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月山を後にして今夜の宿は、湯の浜温泉「海のホテル」にチェックイン。
ホテルの前は、波穏やかな日本海が広がっています。
真っ赤な夕日が海に「ジュッ」と音を立てて沈む様だといわれています。
残念なことに曇っていましたが、素敵な写真が撮れました。
つづく

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出羽三山紀行 7/1~7/3 其の一(湯殿山・羽黒山)


2005年7月1日
1989年(平成元年)から続けている(途中に3回ほど休みましたが)山形県の出羽三山に今年も詣でてきました。

出羽三山は、月山・湯殿山・羽黒山の3つの山を称していいます。
元禄2年(1689年)「奥の細道」の芭蕉も、ここを訪れて次の俳句を読んでおります。
雲の峯幾つ崩て月の山
語られぬ湯殿にぬらす袂かな
涼しさやほの三か月の羽黒山

御開山1400年の湯殿山を参拝した後、羽黒山神社の表参道の山門をくぐり、杉林の中の参道を下りて行くと杉木立の中に凛とたたずむ国宝五重塔が見え、その姿にいつも心が洗われる思いがします。そこから山頂の羽黒神社まで2,446段ある階段を約1時間かかって登ります。
二の坂を上がったところに茶店があり、ところてんを食べるのが楽しみなのですが、山頂までの三の坂が、またきつい登りなのです。

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羽黒山神社に参拝した後、羽黒山門前手向(トウゲと読みます)の宿坊生田坊に宿を取りました。夕食は勿論精進料理です。全て地元で取れた食材を使っています。とても美味しいとは、いえませんがわたくしは、好きです。

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7月2日
4:00起床。月山に登る身支度をして5:00手向を出てバスで月山8合目へ向かいます。6:00に到着。
昨夜から続く雨の中、山頂に向かって登山開始。

さして、信仰心が強いわけではないのに、なぜ17年も続いているのか自分でも不思議なのです。
雨の日、風の日、晴れた日、曇りの日、暑い日、寒い日と毎回気象条件が違っているのです。それに体調もその時々で違います。前日の表参道の2,446段の階段を登った次の日に3時間以上かかって山頂まで行くのです。どんなにしんどくとも一歩一歩前に進まなければ山頂には到達しません。
岩道をよそ見をせず、足元に気を付けながらしっかりと踏みしめて注意深く登らなければ転んで怪我をしてしまいます。雪渓で足を滑らせたらそれこそ谷底まで一気に滑走して大怪我をするでしょう。
日々の生活、仕事、人生にも似ていると思います。だから、自分を見つめるために登っているのかもしれません。
つづく


サンフランシスコのビューポイント


サンフランシスコのネタが続いてすいません。
もっとサンフランシスコについて知りたいと言われる読者の方がおりますので、ガイドブックに載っていないようなお話をしますね。

サンフランシスコの絶景をみる場所をお教えしましょう。
空港から高速道路でサンフランシスコ市内に向かって行くと、左手にアンテナが建つ小高い山が見えます。この山がツインピークスで、ここから見るサンフランシスコ市内は素晴らしいです。
左手のゴールデンゲートからサンフランシスコ市内の全景、サンフランシスコ湾、オークランドへ行くベイ・ブリッジと一望できる場所です。

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ゴールデンゲートを渡る時に見える左手の山を上まで行くと目の前に広がる眺めは、ゴールデンゲートとサンフランシスコ市内が見下ろせる最高の景観です。
ここは、大型観光バスは上がってこれませんから、知る人ぞ知る場所です。
ここからの景色は映画でも良く使われますから、ご覧になった方もいると思います。

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サンフランシスコのケーブルカー


サンフランシスコのケーブルカー車両には、2種類有るのをご存知でしたか?
ケーブルカーが走る路線はカリフォルニア線パウエル―ハイド線パウエル―メイソン線の3本あります。

パウエル―ハイド線パウエル―メイソン線を走る車両には、ケーブルカーを操作する所が1ヶ所しか有りませんからパウエルSt.、ハイドSt.、メイソンSt.の発着所に着くとケーブルカーを回転させないといけません。
その為、各発着所にはケーブルカーを回転させるターンテーブルが有り、人の力で回転させます。
ターンテーブルをクリックするとケーブルカーを回転させている様子が動画でご覧戴けます。

カリフォルニア線の車両は前後に操作する所があり、発着所に着くと前で操作していたグリップマン(運転手)が後ろの操作するところに移動します。
ですから、ケーブルカーを回転させるターンテーブルは必要ありません。

カリフォルニア線マーケットSt.の発着所で発車を待つ2両のケーブルカー。
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                              (2005・5・22撮影)


郷に入れば郷に従う


アメリカでは、レディー・ファーストがマナーです。
エレベーターや乗り物の乗り降りは女性を優先いたします。
サンフランシスコに着くと自然にレディー・ファーストになります。
ところがご一緒した男性は、日本式で先に乗ってしまいます。
『レディー・ファーストですよ。』と冗談ぽく言いましたら、
『年寄り優先だから。』と笑って言い返されました。
参った!という感じです。

ところが日本に帰ってくると、私も年寄りになったのかのように
エレベーターを先に降りていしまいます。
よく観察しますと日本の場合は、女性が男性に譲るために
無意識にとってしまう行動の結果なのでしょう。
郷に入れば郷に従うなのでしょうか。

曲がりくねったロンバード・ストリート(2005.5.20撮影)
ロンバード・ストリート

夕暮れのサンフランシスコ湾(2005.5.21撮影)
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ワインのテスティング(テイスティング)


ワイン・トレインに乗る前、ナパ・バレーのワイナリーを見学することにしました。
ガイドのIさんから『どの程度の金額の所でテスティングしますか?』と聞かれて、「えっ、お金取られるの試飲なのに。」と思いました。
私は、ワインのテスティングにお金を取られるのを知らない位ですからワイン通ではありません。
ここは、ガイドさんにお任せしました。
「NAPA VALLEY ◇The Ultimate Winery Guide◇」(ナパ・バレー究極のワイン醸造所ガイド)にも乗っているTrefethen(トレフェセン)に案内されました。
10ドルと20ドルのコースがありますというので、勿論20ドルのコースにしましたら、別の部屋に通されて説明を聞きながら取って置きのワインを5種類ぐらい試飲しました。
ワイン・テスティングが有料の訳が分かりました。
美味しいと感じた1999 Reserve Cabernet Sauvignon -750ml を3本買って手持ちで帰ってきました。
とてもお世話になっているH社のM社長(自他共に認めるワイン通)に2本を贈りましたらメールでワインのご感想を頂きました。

佐藤さん

ワイン有難うございました。
TREFETHEN について知識が有りませんでしたので、早速ボトルを開けました。
カルベネ・ソーヴィニョン特有の濃い美しい色でした。
最初に静かにグラスを回すと素晴らしいアロマが現れてきました。ミネラル、ハーブの香りです。口に含むと素晴らしい香りと共にわずかな甘みを感じる深い味わいがありました。
今日は食事の内容をワインに合わせて用意していませんでしたが、そら豆のあとで肉じゃがと合わせましたら、良く合いました。しかし、出来ればロースと合わせてみたいと思いました。それくらいでなければ、料理が負けるようです。

このワインは6年経っていますが、もう数年置いたらよりよくなると思います。
少し気になることがあるとすれば、フランスのロマネ・コンティに代表されるようなワインを意識しすぎているのではないかと言う点です。しかしながら、勿論これは欠点ではありません。
いずれにしましても、最近のカリフォルニアのワインは素晴らしくなっているということを強く感じました。
後の一本は、少し貯蔵し熟成するのを待って見ます。それに耐えられるワインです。
有難うございました。
取りあえずのご報告まで。

後の1本は友人のK君と行きつけのアンブロジアでステーキをメイン・デッシュに飲もうと考えています。

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Trefethenのテスティング・ルーム。うーむ!美味い。(2005・5・21撮影)
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ワイン・トレイン


2005年1月9日のブログ「大人の少年誌ラピタ」で書いたサンフランシスコ近郊ナパ・バレーを走るワイン・トレインに乗ってきました。
12:30ナパ駅の受付にチェックイン、待合室でワイン講習と紅白のワインのテイスティング(テイスティングについては次回にお話します)の後にいよいよ乗車。
予約が早かったので始めに食堂車(オリエンタル・エキスプレスのような豪華な車両)に通されて席に着くと、コース・メニューから前菜は、サラダとスープから、メインはステーキ、魚、ポークから選べます。
食事が終わると展望車に移って車窓からワイン畑を見ながらデザートのケーキとコーヒーをゆっくり飲んで最高の時間を過ごすことが出来ました。

下記の上の写真は、乗るときに撮られてワイン・トレインが着いたらアルバムに成って出来てました。その写真の前にあるのがワイン・トレインのHOゲージ客車模型です。右にある写真は、ワイン・トレインが手描きされている西洋の指貫(シンブル)です。

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