オーナーズ・アイ一覧

宝石の情報開示Ⅲ


12日の社団法人日本ジュエリー協会(JJA)理事会で「鑑別表記の一部変更」について報告がありましたが、この事と関連したお話しをしましょう。

先月、色石の取引を始めたI社のI社長から次のようなメールが届き、内容を読んで私はとてもI社長を信頼し、これからも安心してI社と取引をしたいと思いましたのでメールの一部をご紹介いたします。

『弊社は、上質な研磨・斬新なカットフォルム・品質・トレ-サビリティと情報開示にこだわり、最終的な消費者の方に綺麗な石ですねといっていただけるような商品の供給を目指しております。』

宝石の情報開示については、社団法人日本ジュエリー協会が昨年の9月1日付けで『宝石もしくは装飾用に供される物質の定義および命名法に関する規定』を改定しました。

これは、消費者保護の立場から宝石の処理内容をお知らせしようと言う事ですが残念ながらインターネット・ショップや宝石店で「宝石の情報開示」をしているところが少ないのが現状です。

ヤフーで「宝石の情報開示」を検索してみますとインタージェムの「宝石の情報開示について 」「鑑別書をもう使わな、いという見解」「タカラ貴宝ージュエリーニュースー」 等々があります。
物事の考え方には立場によっていろいろありますので判断は読者にゆだねる事にいたします。

インタージェムがお客様に宝石が処理されている事についてどのように思われるか伺いましたところ10人中10人のお客様が『買う前にどのような処理をしているのか知りたい。』と言っていますし、『情報開示をしてくれるお店を信頼します。』とも言っています事を付け加えておきす。


走っていると見えないものですね!


昨日、食事と一緒にワインを飲んだので車を駐車場に預けたまま帰ってきました。そんな訳で今朝は、20分程歩いて地下鉄で会社まで来ました。
自宅は海抜120mの小高い山の上にありますので坂道を歩いて下りて来ますと、この間までの暑さはどこかへ行き、風は涼しく木々の間を通り秋の気配を感じます。少し歩くと、広瀬川に出ます、旧愛宕橋を渡ると水もに雲が反射してきれいでした。大通りに出ると今まで気がつかなかった花屋さんがあり、花が一杯飾られてます。車を運転していると決して感じる事の出来ない光景に出会います。

会社を興して30年走り続けてきましたが、原点に戻って見直す良い時期かもと
歩きながら思いました。


「フランス・ワインを頂きました」の続編


「フランス・ワインを頂きました」を書いた後に、「Voyage du Vinボヤージュ・デュ・ヴァン」の管理人宛へ、文中にリンクを貼った事の了解をメールでしましたらご丁寧な返事を頂きました。

『貴ブログ拝見させていただきました。URL記載していただいて全く問題ありません。それにしても、現地で購入したコルトンの古酒だなんていいですね。うらやましいです。』と書いてありました。
という事は、頂いたワインすごいんだ!あらためて、Tさんに感謝。


暑さ寒さも彼岸まで


朝方の涼しさに目が覚めました。
10:00でも20℃ですから彼岸の入りの20日とは8℃もちがいます。
昔の人が言うとおり「暑さ寒さも彼岸まで」なのですね。

そう言えば、射撃部で2年後輩のS君が以前言っていたことがあります。
『先輩、毎朝松島の海岸を散歩していると分かるんですよね。
雨の日も風の日も嵐の日もありますが、
やまない雨はないし嵐が毎日あるわけじゃないんですよ。
人生もおなじだなと思うんです。
辛いことがあっても、諦めて投げ出したりしたらだめなんですよね。
雨の日と同じように、辛い日がいつまでも続きませんからね。
必ず晴れた日がきますから。』

今朝の「めざましテレビ」で槇原敬之さんの話の中で矢野顕子さんから
一枚の手紙に一言『Life is not easy.Aha!』と書いてあり救われたと・・・

庭の栗の木にイガから顔を出した栗が初秋を告げているようです。

050922_0851~01.jpg


「稔るほどに頭をたれる稲穂かな」


今日の8月31日は、インタージェムの決算月最終日です。
今期も、多くの方々にジュエリーの素晴らしさを伝えてこれたと思います。
毎年、毎年そうしてインタージェムは、1975年3月から30年になります。
皆様からご愛顧を頂き、心から感謝申し上げます。

昨日、気仙沼に日帰りで出張して来ました。
7:50に仙台宮城インターチェンジから東北自動車道に入り一路気仙沼へ、
金成で高速道路をおりると、そこは一面黄金に輝く穀倉地帯です。

会社を始めた頃ですからまだ29歳頃だったと思います。
ダイヤモンド輸入のY社長と車で松島に行く途中の田んぼ道を通った時に、
『佐藤さん、見てごらん。稲はね、稔ってくるとだんだん頭を下げてくるんだよね。どんなに偉くなっても謙虚さをなくしたらだめだね。僕はいつもそう思っているよ。』その時の会話が私の脳裏から離れません。
「稔るほどに頭をたれる稲穂かな」と常に自分に言い聞かせています。

気仙沼に着いたら、やはり「北かつ まぐろ屋」に寄ってまぐろ丼を食べないと気仙沼に来た感じがしません。
中に入ると顔見知りになったので店長に連絡したらしく店長が顔を出して仙台店オープンの時に贈ったお花のお礼を言われてドギマギ照れちゃいます。

気仙沼を後にしたのが16:00頃で、登米市に寄って海老貴商店でお味噌と「激辛なんばんもろみ」を買い、東海亭でうなぎ蒲焼を4人前と肝焼き4本をお土産にしてもらい、仙台に帰ってきたのが20:00でした。

明日は、8:15のはやてに乗って東京で行われる社団法人日本ジュエリー協会主催のジャパンジェエリーフェアに一泊の予定で出張します。

CIMG0381.JPG


インタージェム30周年ジュエリーフェアⅡを終了して。


インタージェム30周年ジュエリーフェアⅡがおかげさまで
大盛会の内に終了いたしました。
3日間で200人弱の方に、ご来場して頂きました。
ご来場して下さった方々から『30周年おめでとうございます。』
と声をかけられて、嬉しさで胸が一杯になりました。
皆様に育てられここまでこれた事に感謝せずにはいられません。
本当に、ありがとうございます。
これからも、皆様に素敵なジュエリーをご提供出来ますよう
スタッフと一緒に研鑽してまいりますので宜しくお願いいたします。


千本すかし


お客様から、お母様の形見のヒスイのリングをリフォームすべきかサイズ直しだけにすべきか相談を受けました。
ヒスイがプラチナの枠にセットされた指輪を見せて頂くと、50年から30年位前までのデザインのお品でヒスイの下の皿の部分が格子状にすかしが入っている「千本すかし」というデザインです。
非常に懐かしいデザインで、今の若い職人には慣れてないので綺麗に出来ないと思います。
リフォームをしたら折角の細工をつぶしてしまうことになりますし、シンプルで手造りの良さが伝わってくるリングです。
サイズ直しだけにして、お母様の思い出とレトロなデザインを楽しんでほしいとご提案いたしました。

sennbonsukashi.JPG


出羽三山紀行 7/1~7/3 番外編「五戒」


「最上川芭蕉ライン舟下り」を楽しんで草薙温泉港(最上川リバーポート)に舟が着き、船着場の売店で杉板に書いてある「五戒」が売っていました。
一行一行に感銘を受けましたが、特に最後の行に書いてある[行きづまりが多いのは 自分が裸になれないから]を読んだ時に、ガァーンと頭を殴られたような思いでした。
「なにを気取っているんだ!もっと一所懸命お客様の事を考えて仕事しろ、甘えてんじゃねぇ!」と叱られているように感じたからです。
部屋の見えるところに掛けて置こうと思い買って帰りました。

CIMG0323gokai.JPG


羞恥心


昨日、東京に日帰りで出張しました。

緊急で電話がかかってきたりして頻繁に席を立たなければならない時、
窓側席だと隣の方に迷惑をかけてしまいますので座席を指定する時は、
常に通路側を頼みます。

仙台から乗った新幹線「はやて」内での事です。
今日も、通路側の座席にしました。
隣の窓側の席に座っていた20代の女性が福島近くになったらバックから
化粧道具を取り出して入念にお化粧をし始めました。
電車の中でお化粧をしている女性についてTV等で聞いたことはありますが、
実際に隣でお化粧をされるとは思いもよりませんでした。

インタージェムの女性スタッフに、この話をしたら『絶対やらない』という答えが
かえってきたので安心しました。
人間、羞恥心が無くなったら終わりかな~。


インタージェムのモットー


インタージェムのモットーの一つに『出来ません』と即答しない。と言うのがあります。
しかし、最近は、『出来ません』と即答してしてしまうケースがあります。
それは、リフォームや加工の注文に、写真を送ってきて同じに作ってほしいという注文がある時です。
それと合成石(キュービック・ジルコニア等)で加工してほしいと言う注文もお断りしています。
コピー商品は作らない・売らない、もちろん合成石の商品も販売しません。
これもモットーの一つなのです。

それから、リフォームで海外ブランド品のサイズ直しの依頼があります。
海外ブランド品は、ほとんどサイズ直しをしない事のほうが多いようです。
彼らの考えているデザインイメージが変わってしまう為なのでしょう。
それとも指のサイズが変わるのはお客様の責任で、指輪の責任では無いと考えているのでしょう。
インタージェムも最近は、ブランド品のサイズ直しをお断りしています。
それは、メーカーがしないサイズ直しを私どもがしたら「ブランド」で無くなってしまと言う考えからです。

海外ブランド品を買われる場合、サイズ直しをしてもらえるかどうか確認されることをお勧めします。