山形県庄内の鶴岡市で120年間酒蔵や米蔵として使われた建物を宮城県の登米町に移築して「うなぎの東海亭」となりました。
昨日、雨の中を車で往復4時間かかって県北地方のお客様に納品に行ってきました。その帰りに登米町にある「うなぎの東海亭」に電話で注文していた鰻を取りに寄ったら、50mほど離れた場所に新開店していました。その新開店した建物が冒頭の紹介文です。
建物の中に入ると、大きな梁が天井を横切っていて、その梁を利用してロフトのように2階が作られてそこも椅子とテーブル席になっています。ものを大切にする、古いものを大事に使って再利用する。古いけれどモダン。そこに新建材では到底出来ない、なんともいえない味があります。
『新しく建てるより費用は掛かりましたが、父の長年の夢でその為に頑張ってきたような父ですから、これからもお客様を大切に新しくなったお店で鰻の味と雰囲気を堪能していただこうと思います。』と6代目の若女将が言っていました。
帰りの車の中で『良いものを見せていただいたなぁ』と思いながら、ジュエリーにも古くても細工職人の技とセンスの感じられる素晴らしいものがあります。そこには、年月がたっても変わらない魅力があります。
インタージェムでは、お客様のリフォームのご依頼をお受けする時に、ジュエリーをリフォームしないでそのままのデザインで細工職人の技を残して使用して欲しいと思った時は、その事を説明してサイズ直しだけお薦めします。それが、宝石文化を継承していくことだと思うからです。
また、ジュエリーによっては、宝石を外して量産されている枠に入れたほうが費用も掛からずに宝石が生きるジュエリーもあります。どんなに素晴らしい細工のジュエリーであっても、儲けだけを考えて商売をするお店だったら多分作り替えを進めるでしょう。そこを見極めてほしいのですが・・・。
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