ダイヤモンドのV字リングが他のリングと重ね合わせると豪華になる
という理由からかなり流行したことがありました。
最近そのV字リングと今までセットして使われていたリングをご持参して
何とか合わせて1本のリングにして欲しいと希望される方が増えてきました。
ここに2点、リフォーム前とリフォーム後の写真を掲載します。
華やかなデザインになりました。
指輪をしなくなったからペンダントにされたいと持ち込まれました。
いろいろお話を聞いてシンプルな品の良いのがお好きということでした。
色々その場でラフ・デザイン描いてみていただきました。
勿論、元のリングの地金とメレーダイヤを無駄無く使用しました。
『リフォームするより買ったほうが安いでしょ。』とご質問を受けます。
元々のジュエリーに使用されていた貴金属を利用しますから、
お見積もりをお知らせすると、その価格に驚かれご安心されます。
そして何より、世界で一つのオリジナルデザインが手に入ります。
インタージェム(仙台市)にお気軽にご相談ください。
お母様とお嬢様お二人で仙台市のインタージェムにおいで頂き、
海外から求められたピンクサファイアのブローチ・K18ダイヤモンド入り印台
K18ネックレス2本・K18平打リング・Pt900のダイヤモンドプチペンダントの計6点をお持ちになり、妹さんの分とお二人分のピンクゴールドのリングにリフォーム依頼をいただきました。
その場で、ピンクサファイアのリングを2点デザインをし、ダイヤモンドのリングは、両脇にメレーダイヤを入れてミル打ちのデザインを書いてお見せしました。
出来上がりをご覧になって大変満足され、とても喜ばれました。
《下の写真にカーソル F4e をあててクリックすると拡大します。》
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お預かりした地金(上記写真参照)
ブローチ4.85g+印台14.00g+ネックレス2本・平打リング17.50g=36.35g
熔かした時の減り5%
① 36.35g×0.95%=34.532g≒24.7g
ピンクサファイアリング2本で使用地金 8.20g 減り20%
② 8.20g×120%=9.84g
ダイヤモンドリング2本で使用地金 7.85g 減り20%
③ 7.85g×120%=8.82g
お預かり地金の使用残をお戻ししました。
①24.7g-②9.84g-③8.82g=15.88g
プラチナのダイヤモンドプチネックの枠もお戻ししました。
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昨日の6月22日、富士山が世界遺産登録が決定しました。からというわけではないのですが。
先日インタージェムでラベンダーヒスイの帯留めをお作りした大崎市のお客様から、今度はオーストラリアオパールを仙台までお持ちになり、帯留めを作って欲しいと依頼されました。
その宝石を見て富士山に似ているなと思い、お客様がお持ちのそのほかの色石を使って朝陽を受けた富士山をイメージしてデザインを考えてみました。
そのほかにお預かりした宝石は、ルビー、ピンクサファイア、グリーントルマリン、パライバトルマリン、それに小さいダイヤモンドです。
ラフデザインに宝石をのせて、緑のグリーントルマリンを樹海に、ブルーのパライバトルマリンを湖に見立ててみました。
帯にあたる裏面の加工は、ラベンダーヒスイの時と同じに、帯を傷めないような細工にしました。
ブログラベンダーヒスイの帯留めが出来上がってきました。をご覧下さい。
北部の大崎市から大きなカボションカットのラベンダーヒスイを、帯留めに加工して欲しいと仙台まで来られ、インタージェムに依頼をされました。
小粒のダイヤを彫留めにして上下に配したデザインにしました。
そして、出来上がってきた帯留めをご覧下さい。
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帯留めは、帯締め紐を通すバックルに似た金具をロー付けします。(写真左)
今回の帯留めの特徴は、帯留めの金具にあります。
帯を傷めないようにする為と安定感を出すために、帯に当たる面を広くとり通常の金具を付けずに右の写真のようにしました。
側面の細やかな細工が飾りになり特注品であることが分かります。
ジュエリーリフォームフェアを5月31日まで開催しています。
お客様の思いを大切にデザイン画からご提案をして制作いたします。
ジュエリーリフォームの実績は、インタージェムのHPからご覧頂けます。
「インタージェムジュエリーリフォーム」をクリックしてご覧下さい。
フェアのご案内は、
《下のバナーにカーソル F4e をあててクリックするとページが開きます。》
インタージェムでお求め頂いたサファイアブローチを華やかにとご依頼。
プラチナの枠にサファイアとダイヤモンドという配色がシックだったのか、
お歳をめされてもっと華やかなデザインにされたいと思われたようです。
亡くなられたお母様の誕生石がアメジストだったとお聞きしていました。
デザインの中に一色アメジストを加えたデザイン考え、モチーフを濃い
青色の矢車草をイメージして作画し見て頂きました。
与えられた素材を使ってその素材を最大限に引き出すのが私の流儀。
マーキーズとペアシェープのサファイヤを花びらにしました。
大きめのペアシェープダイヤモンドは、メレーを取り巻いて葉っぱにし、
花弁をアメジスト、茎をバゲットカットのダイヤモンドを並べ華やかに、
出来上がりをご覧になったお客様の笑顔を想像してください。
歳の頃50歳をチョット過ぎたくらいであろうか品の良いご婦人が訪れ、
バッグからペンダントにしたいとメキシコオパールのリングを取り出した。
カタログから気に入ったデザインのペンダント枠を選んで頂き、
見積もりをお出しして価格も納得してほぼ決まりかけた。
このリングを求めた時のお話をお聞きしながらメキシコオパールのサイズや
リングの刻印など必要事項をお預かり書に書いていた。
銀座のT店でご主人が茶封筒から現金を出して買ってくれた婚約指輪だと・・・
予算オーバーで結婚指輪を買えなかったこと・・・
その後、仙台に転勤してきてインタージェムで2回サイズ直しをしたこと・・・
けれど指の関節が太くなりペンダントに変えることにやっと決心したこと・・・
婚約指輪だけれど、着けれないのならとご主人が快諾してくれたこと・・・
お話を聞いていて、このリングのデザインを変えてはいけない、
お二人の思いを大切にするお手伝いをしたいと思った。
幸い、手作りで丁寧な作りのリングだったからその提案をする。
話をして良かったとお帰りになった。
小学校3年から6年生まで同級生の友人が宝飾の職人をしている。
『よっち』、『郁さん』という間柄でいつも無理なお願いをしている。
出来上がったペンダント枠を見て驚いた、リングの腕を切っただけじゃない!
肌につく背面部分が痛くないように加工してあるではないか、凄い職人魂だ。
到底無理な工賃で頼んでいるにもかかわらずである。
おかげで、当初のカタログ見積もり以下で良いものが出来上がった。
東京へ送ってメキシコオパールの石留とリングにあった刻印Pt900と石目、
結婚記念日とイニシャルの刻印を依頼して出来上がってきて本日納品した。
イメージを変えることなく思い出のリングをペンダントにできたことに
とても感謝をされ大変喜ばれた。
ジュエラーとしてまた一つ心に残る仕事ができたと嬉しかった。