一昨日(9日)の10:00頃に電話が入り、受けたスタッフが『指輪が抜けないので出張してもらえるか、という電話なんですが。』というので換わってお聞きすると、東北大学病院に入院していて出産真近で指輪を外すように言われたので病院まで来て欲しいということでした。
困っているんだろうなぁーと思うと断れない性格なので、10日(金)15:00~15:30の間に伺うことにしました。
面識がなく初めてお会いするので安心して頂けるように、バラの写真を張った「リング・カッター持出セット」を作り、リングカッター・宝石用やっとこ・手袋など忘れ物の無いように準備をしました。
昨日(10日)お約束の時間までに東北大学病院へ向かいますと、さすが東北一の病院だけに病棟へ向かう通路が長く、エレベーターで依頼者の待つ病室へ、インターホンでナースステーションに来院の理由を言ってからドアが開きます。(自由に入れないでシステムで安心ですね)
依頼者のHさんとお会いし、抜けなくなったプラチナ製結婚指輪(マリッジリング)を見せて頂き「リング・カッター持出セット」からウエットティッシュで私の手を拭き、手袋をしてリング・カッターで切断し、宝石用やっとこでリングを広げてメモ用紙を折った紙をリングと指の間に挟めて、指を傷つけないようにして静かに抜取り、Hさんの指をウェットティッシュで消毒して約7~8分の作業で終わりました。
終わってから色々お聞きしましたら4月に仙台に来られ、出産を前にお医者様から指輪を外すように言われ、インタージェムのブログ「オーナーズ・ノート」をご覧になり連絡下さったそうです。
元気な赤ちゃんのご出産を願って病院を後にしました。
※ Hさんがインターネットでご覧になられた「オーナーズノート」は “リング・カッターで指輪を切断”をクリックして読めます。