8月29日(水)から31日(金)の3日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)でジャパン・ジュエリー・フェア2007(JJF2007)が開催されました。30日(木)に主催:社団法人日本ジュエリー協会、後援:GIA JAPANによる特別セミナー「ジュエリーコーディネーター制度創設10周年記念講演会」が13:00~15:00とジュエリーコーディネーター部会主催で「ジュエリーコーディネーターの集い」が15:00~16;30にあり、主催者側の一人として出席いたしました。
「ジュエリーコーディネーター制度10周年記念講演会」は、ジュエリーコーディネーター資格制度委員会の村上前委員長が企画立案し、「日本の宝飾業界が直面している多くの課題を、流通先進国であるアメリカ宝飾業界の現状から日本の宝飾業界の将来像を構築するヒントを得ることが出来るのではないか。」という想いから、GIA(米国宝石学会)スタッフ、前「プロフェッショナル ジュエラー マガジン」シニアライター、元JCK編集長、ジャーナリスト、写真家の肩書きを持つロバート・ウエルダン氏を講師にお願いして「アメリカの宝飾業界の現状と将来展望」~米国の小売形態、流通システム、マーケティングに学ぶ~と銘うった講演をお願いしました。定員200名で募集したところ当日受付に来られた方も含めて会場は満席で後ろに椅子を補充したほどでした。講演内容も村上前委員長の趣旨に沿った素晴らしい内容で、質疑応答も予定していた終了時間をオーバーしてしまいました。
実は、講演前日の29日(水)の夜にロバート・ウエルダン氏と二人で「ホテル日航東京」の鉄板焼「銀杏」で食事をしました。久しぶりの英語での会話に数日前から気が重かったのですが、役目柄逃げるわけにもいかず本番に強い私ですから開き直ってお会いしました。
ロバート・ウエルダン氏は、とても気さくな方で私のつたない英語を理解しようと努力してくださいました。日本の宝飾業界の状況をかなりリサーチしてきたようで、ブランディングについてなど専門的な内容の会話でした。食事が終わってロビーで別れるときに『上手くコミュニケーションが出来たか心配です。』と言うと『大丈夫、すべてクリアーだったよ。』と私が傷付かないように応えてくださいました。
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